UCLAでの発火事故
元ニュースはこちら(英語です)。
先月のことですが、UCLAの化学系の研究室で発火事故があり、
女性研究者が亡くなったそうです。
UCLAと言えば、もちろん日本でも有名な大学ですが
この一件は世界中の同業者にとって大きな衝撃だったと思います。
原因は、t-ブチルリチウムを取ろうとしたシリンジから漏れてしまい、
それが発火したということのようです。
しかも、その研究者が化繊のセーターを着ていて(おそらく白衣を着てなかった)
それに引火したことで一気に炎が上がった、と報じられています。
私自身、4年生の時には目の前のトラップから硫酸が噴き出して
セーターにかなりの数の穴をあけてしまったことがあります。
もしあれが硫酸じゃなくて発火性のものだったら…生きてないですね。
もちろん、その経験から実験中は必ず白衣を着るようにしています。
大学の実験室にはエアコンがなく、仙台とはいえ夏は
「がまん大会」みたいでしたけど・・・それでも着てました。
私たちの扱うものは、基本的に危ないものばかりです。
同業以外の人でも知っているものでいえばシアン化カリ(青酸カリ)や
一酸化炭素、硫酸、トルエン、といったところでしょうか。
それ以外でも発火性、刺激性など挙げたらほんとにキリがないです。
だからこそ、そういうものを扱えるプロとして私たちがいるわけです。
そういうことを肝に銘じて、明日からもがんばって仕事しなくちゃ。![]()
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